こんにちは。
コロナの自粛要請が延長になりつらい日々を送られている方も大勢いるかと思います。
「コロナに負けるな」精神で皆さんで乗り切りましょう。後少しです。
今日はかつらの取り付け方についての投稿です。
かつらの装着方法としてテープ、ピン、貼り付け、編みこみ式、スナップ、マジックテープ式など
沢山の種類があります。その中で編みこみ式、スナップ式についての注意点をお書きしたいと思います。
センタリングでは、色々なかつらメーカーからのお客様が来店してくれています。
編みこみ式、スナップ式の装着方法をされているお客様の脱毛がとても気になります。
編みこみ式、スナップ式は地毛を直接かつらの渕の部分に結んだり、スナップを地毛に絡ませたりして
装着する方法です。その為に地毛が無理に引っ張られたりして脱毛が起き毛が脱毛してしまう場合が
あります。
脱毛したお写真がこちらです。
左のお写真は左前頭部のお写真で、右は右前頭部のお写真です。
編みこみで引っ張られて完全に脱毛しています。
お客様は「地毛が弱いからしょうがない」とか「長く使用しているから」と
なんとなくご自分のせいにして納得されています。では、編みこみ式やスナップ式をすると脱毛
するのかと思いがちですが、そんなことはありませんこうなる原因は
実は技術によるものが大きいんです。
編みこみが取れないように結ぶ地毛の束を多くしたり、かつらの面積が地毛の薄い部分より小さく
無理に地毛を引っ張って取り付けたりなどするとシャンプーやちょっとした衝撃で脱毛して
それを繰り返しているうちに地毛が生えなくなってくるのです。
こうならないためにかつらと地毛を結ぶ距離をなるべく近くして装着する、
地毛の薄い部分に適切な大きさのかつらを使用すること。
そして一番大事なことが知識があり技術が出来る方に担当してもらうことです。
お客様も年齢や何かのきっかけでカミングアウトする時が来るかもしれませんその時に普通に
薄い状態の頭なら良いですが、変な場所に変な脱毛痕があるととても気になるものです。
センタリングでは一生のお付き合いと思いながらもカミングアウトも考え技術しています。
一度強制脱毛した髪の毛は生えてきませんからご注意ください。