増毛した際、その毛は本当にとれないのか、とても気になりますよね。
自毛に人工毛や人毛を結び付けたり編み込んだりしますので、その結び目は頑丈なのか、案外するするっと取れてしまうのではないか、不安に感じて躊躇している方も少なくないのではないでしょうか。
まず、増毛に使用する毛は、メーカーによって結び方はさまざまですが、複雑な手技によって結毛させていますので、大変取れにくくなっています。
ですから、結毛部分がサラサラな髪の毛をすべってすぐに取れてしまう、ということはほとんどありません。
日常生活で増毛した毛が大量にとれていくという心配は、しなくて大丈夫でしょう。
結毛させる本数で若干の違いはありますが、結び目自体も小さめです。
通常のスポーツや洗髪は、まず問題ありません。
当然ですが、自毛の自然脱毛の際には結毛させた毛も一緒に抜けてなくなります。
自毛の抜けるタイミングは一見してわかるものではありませんので、こちらは予見できません。
日常生活を送る分には問題ありませんが、例えば洗髪のしかたが乱暴ですと、まれですが結毛部分がとれてしまったり、切れてしまったりすることがあります。
また自毛がからまるのと同じように、増毛した毛も絡まってしまうこともありますので注意が必要です。
洗髪のしかたは増毛施術を受けた際に説明してくれると思いますので、神経質になりすぎる必要はありませんが、プロの指導通り丁寧に行いましょう。
メンテナンスを極端にさぼってしまうと、結毛部分が地肌からかなり離れてしまい、洗髪やブラッシングで引っかかったり絡まったりするリスクが高まります。
そのせいで増毛がとれてしまったり、結毛部分に負荷がかかり自毛ごと抜けてしまい、結果増毛もとれてしまったりすることになりかねません。
メンテナンスはプロのアドバイスを参考に、定期的に行いましょう。
また、ブラシやコームの目が細かすぎると、引っかかることが多くなる場合があります。
気になる場合はブラシやコームを変えてみたり、増毛サロンに確認してみたりするとよいでしょう。
いかがでしょうか。
増毛がすぐとれてしまうのでは…という不安は、減ったでしょうか。
一般的な日常生活程度では増毛がとれてしまう可能性は低いので、増毛をしたあとも特に大きな心配はなく過ごせるかと思います。
自毛と頭皮を大切に扱いながら、増毛もとれることなく理想の状態を長く維持したいものですね。