増毛してもいつか人工毛は抜けてしまい、理想の髪型を維持するためには定期メンテナンスを必要とします。増毛を検討する人が気になるのは増毛した人工毛がいつまでもつのかということでしょう。しかしそもそもなぜ人工毛は抜けてしまうのでしょうか?理由を知ることで対策が立てられないでしょうか?
1. 増毛した毛はなぜ抜けるのか?
結着式増毛法では自毛に人工毛を結び付けます。そのため自毛が抜けてしまうと一緒に結び付けた人工毛も抜けてしまいます。脱毛で多いケースが頭皮の清潔を保ちたいためについシャンプーを強く行ってしまうことで逆に頭皮を痛め土台の自毛が抜けてしまうということです。強すぎるタオルドライ時やあまりにも近いドライヤーの熱風など負荷がかかることも自毛や人工毛を痛め脱毛に繋がります。またブラッシングにも注意が必要です。増毛専用ブラシを使用していない場合は増毛部分が引っかかったり外れたりすることがあるのです。
2. 増毛した毛が抜けるのを防ぐ方法
増毛した毛がなぜ抜けるか分かったのでそれを防ぐ方法もおのずと分かってきます。まず自毛を大切にすることが大事です。シャンプーは育毛シャンプーを使い負荷がかからないように優しく泡立てて洗い、すすぎをしっかりと行います。タオルドライ時は優しく、ドライヤーは頭から適度に離して行います。人工毛の抜け毛を防ぐためにブラッシングは専用ブラシを使用しできるだけ増毛部に負担をかけないように毛先のほうから根元に向かって段階的に梳かしていくと良いでしょう。
3. 維持に必要なメンテナンスの時期
どんなに丁寧に扱ったとしても自毛も人工毛もいつかは抜けてしまいます。それは結着式増毛法でも貼り付け式増毛法やネット増毛法でも変わりません。あまりにも抜けてしまった毛量が多い場合や長期メンテナンスに行けなかった場合は増毛方法によっては土台が露出するといったトラブルも起こるようです。そうでなくても自毛が伸びることで増毛した部分が不自然になってきてしまうことは避けられません。不自然さから増毛がばれてしまうことが懸念されるので、どの増毛法でも1ヶ月程度サロンでの定期メンテナンスが推奨されています。しかしそれまで増毛部分が持たない場合、毎日のセルフメンテナンスをサロンの人とともに見直すほうが良いかもしれません。
メンテナンスが必要とは分かってはいますが、どうしても手間も時間もかかってしまうので回数は少なく済ませたいものです。自分でできるセルフケアに気をつけて自毛・人工毛の脱毛が減らし、定期メンテナンスの回数が抑えられたらいいですね!