増毛した際、生活に支障をきたすような危険性というのはあるのでしょうか。
実際に増毛してからのリスク、気になりますよね。
まず、増毛は手術を伴いませんので、アレルギーなどのような身体的な危険性というのは、ほぼないといえます。
ですので、健康を害するようなリスクへの心配というのは、しなくて大丈夫かと思われます。
ただ、自毛を利用して人工毛等を取り付けるため、それなりのリスクはあります。
まず、周りに気づかれる可能性は0ではないかもしれません。
現段階の毛髪よりボリュームを出すのが増毛ですので、一度に沢山増毛をした場合その前と増毛後では、確実に見た目の変化があると思います。
できるだけ周囲の人に気づかれたくない、増毛をカミングアウトする予定がない人は、希望のボリュームの増毛を、数回に分けて完成させるのがおすすめです。
休みの翌日に増毛を伴う急激な髪型の変化は、周りに気づかれる可能性が高いので、できるだけ避けた方が良いでしょう。
また、増毛後の次回のメンテナンスの直前は、自毛が伸びている分人工毛を取りつた部分が最大限浮いていると考えられます。
ブラッシングの際にはひっかかりやすいので、注意しましょう。
乱暴なブラッシングをしてしまうと、自毛ごと増毛した部分が抜けてしまうことが多くなります。
人工毛を自毛に結毛させる増毛方法の場合、重みですぐに自毛自体が抜けてしまうことが心配という方もいるかもしれません。
自毛や頭皮への負担、気になりますよね。
しかし、近年の増毛技術の発達と、人工毛を結びつけるのはだいたい2~6本程度であり、その重さから考えると、そういった心配は必要ないとのことです。
ただ、増毛していない通常の場合と同じで、毛の本数が多い分絡まる可能性は高くなりますので、その絡まりによる負荷により自毛ごと抜けてしまう可能性はあります。
さらに、加齢により自毛が少なくなってきた場合、髪全体のボリュームが満足のいく状態に出来ないのであれば、自毛1本あたりに結毛させる本数を変化させなければなりません。
当然ですが、自毛が無ければ人工毛を結毛させることはできませんので、育毛がうまくいかず自毛が生えない、または結毛に適した元気な自毛を育てることができなくなれば、結毛式の増毛方法は断念せざるを得ません。そのような場合は、ほかの増毛方法を選択することになります。
増毛により身体的なリスクはほぼないかと思われますが、将来的に起きるかもしれないリスクというのは、確かにあります。
そういったことも頭の片隅にしっかりと置きながら、より不安のない増毛方法を選んでいきたいものですよね。